俳優福士蒼汰(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(火曜午後9時)が、20日の放送で最終回を迎える。

9月に福士が第5話の緊迫シーンの撮影を終え、クランクアップを迎えた。安藤政信(45)と野村周平(26)が花束とプレゼントを持ってサプライズで登場した。福士は「密を避けるべき時に濃密な時間を過ごさせていただいて、ありがとうございました」とコメントした。

福士は元犯罪者で、その判断力や身体能力が認められ、「潜入捜査チーム(通称D班)」の一員となる黒沢兵悟を演じた。「印象に残っているシーンはたくさんありますが、クランクインの日に、裸でボコボコにされるシーンから始まったのは、鮮明に覚えています。砂利でひざが痛かったのですが、我慢しながら初日を乗り切りました」と振り返った。

D班メンバーを演じた野村、片瀬那奈(38)浜野謙太(39)も続けてクランクアップ。野村は19年に米ニューヨークに留学している。「1年ぶりのドラマ撮影だったので、最初は緊張しましたが、無事に感覚も戻って楽しくやらせていただきました」と、帰国後初のドラマを振り返った。野村は元自衛官の佐根村将を演じた。

闇医者の皆本麗子を演じた片瀬は「すごく和気あいあいとした、濃いチームで撮影できたなと思います」。セキュリティー技術者「ホワイトハッカー」の宮永壮一役の浜野は「宮永がお菓子をよく食べているので、お菓子の使い方にはこだわりました」と話した。