福士蒼汰(27)が来年1月期放送のテレビ東京系ドラマ「神様のカルテ」(放送日未定)に主演することが16日、分かった。2時間枠を4回放送する、異例の大型スペシャルドラマとなる。

夏川草介氏の同名ベストセラーが原作。地方病院で働く若手医師・栗原一止が患者や恩師との別れや、医療現場の現実を経験して成長していく姿を描く。11、14年には嵐の櫻井翔(38)主演で映画化されている。

これまでに刊行された「神様のカルテ」シリーズ全5冊から4作を選択。1作の物語を2時間で描き、計4回を放送する新たな試みだ。同局ドラマ初出演で初主演の福士は「新しい形式での挑戦をさせていただけるとのことで、今からとても楽しみです」と意気込む。今年で俳優生活10周年。医師役は初めてだが「いつか医者という役に向き合ってみたいと思っていた」と意欲を見せ、「医療についての知識や心構えを追求していきたいと思います」。

同作について「まるでノンフィクションのようにメッセージ性の強い作品」といい、「自分の大切な人をもっと大切にしたくなるような、温かい作品にしていきたい」と話している。