井頭愛海(19)板垣瑞生(19)が17日、都内で行われた映画「鬼ガール!!」(瀧川元気監督)公開記念舞台あいさつに出席した。

鬼の血を引く「鬼族」であることを隠して暮らす女子高生・鬼瓦ももか(井頭)が、仲間たちと映画作りに懸ける姿を描く青春ムービー。

大阪・河内長野市を中心に撮影。9日には大阪で先行上映された。大阪出身の井頭は「なじみある景色がいっぱいで、『あそこに行ったことがある』『見たことがある』って言ってもらえました。吉本新喜劇の人も出ているので、楽しかったと言ってもらえてうれしかった」と反響を喜んだ。

演じたももかは大阪弁で話し、感情表現が豊か。井頭のキャスティング後にあて書きされた部分があるといい、「いつもの井頭愛海でやらせてもらってました。ももかイコール井頭愛海です」と役とのシンクロに自信をのぞかせた。

板垣は思い出の撮影に豪雨のシーンを挙げ「気合でやらせていただきました」と回想。小道具の手紙を手にしていたが、「雨の強さで破けていっちゃう。見えないように手でギュッと隠してました。水圧に負けたというか」と苦笑した。失敗できない局面を無事成功させ、瀧川監督から「1発OKでした」とねぎらわれていた。