高橋一生(39)が17日、都内で行われた映画「スパイの妻」公開記念舞台あいさつで、同作でベネチア映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢清監督(65)から「多分、世界で一番うまい」と絶賛された。

初めてタッグを組んだ同監督が「舌を巻くほどうまい。せりふが見ている側に飛び込み頭の中で喚起させる。話しているだけで光景が浮かぶ。映ってもいないもので観客の心を誘導する」などと称賛。高橋は「今日で終わってしまっても良いくらい、うれしい」と感激した。蒼井優、東出昌大、坂東龍汰も登壇した。