千眼美子(25)が出演し、16日に封切られた映画「夜明けを信じて。」(赤羽博監督)が17、18日の2日間で興行収入(興収)1億3887万2600円、動員11万1053人を記録した。

週末観客動員ランキング(興行通信社調べ)で、アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)に次ぐ2位のスタートを切った。実写映画では1位の成績となる。

また公開初日の16日を含めた3日間では、興収1億8599万2620円、動員14万8649人を記録した。一方「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、公開初日からの3日間で、興行収入(興収)46億2311万7450円、動員342万493人を記録している。

千眼は16日に都内で行われた映画初日舞台あいさつで「鬼滅の刃」に対抗意識を燃やしていた。「映画公開初日なんですけれど、世間では『鬼滅の刃』が、すごい話題になっているみたいなんですけれども、こちら現実世界の『魔滅の悟り』を描かせて頂いておりますので、皆さんには、ぜひぜひその世界観を楽しんでいただけたら」と語っていた。

「夜明けを信じて。」は、一流大学を経て大手商社に就職し、若くして社長候補と期待されながら突然退職し、姿を消して宗教家となり、1991年(平3)7月15日に東京ドームで大講演会を開いた、一条悟を描いた。一条役の田中宏明(28)が映画に初主演し、千眼は一条に思いを寄せながらも身を引く立花美穂を演じた。

田中は「公開1週目の週末観客動員数ランキング第2位にランクインしました。みなさま本当にありがとうございます。この作品は現代に生まれた救世主がその使命に目覚めるまでを描いています。『すべてを捨てて、ただ一人往く』ことがどれだけ厳しかったかこんな人生が本当にあったのかと驚かれるかもしれません。映画を観た後は勇気・やる気・人生を生き抜く力(パワー)が出てきます。ぜひ劇場でご覧ください!」とコメントした。