横浜流星(24)が24日、都内のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画「きみの瞳が問いかけている」(三木孝浩監督)公開記念舞台あいさつで、全国225の映画館への舞台あいさつの生中継を“プロデュース”した。

横浜は舞台あいさつ冒頭で「プロデューサーに無理を言って、生中継をお願いしたら、実現しちゃって。なかなかない規模で…。楽しんで頂けるよう、頑張ります」と、自ら企画提案したと明かした。ともに主演を務めた吉高由里子(32)から「すごい!」とたたえられると「はい。みんな、絶対に見て欲しいなという思いを伝えただけです」と照れ笑いを浮かべた。吉高が「発想が起業家みたいな?」と突っ込むと、横浜は「思いがあふれただけで…」と、また照れた。

横浜は劇中で罪を犯して未来を断たれたキックボクサー篠崎塁を、吉高は運転した車の事故で両親を亡くした上、視力を失った柏木明香里を演じた。2人は、横浜演じる塁が働く駐車場で運命の出会いを果たすという役どころだ。三木監督は、韓国で11年に公開された映画「ただ君だけ」がベースにあるとした上で「オリジナルの韓国映画から男性を年下にした。流星君の魅力もさることながら、“雨の中の子犬理論”で、わざと汚して母性本能をくすぐれれば」と塁の設定を変えた意図を語った。

横浜は「パーマ、初めてかけました。無頓着で、小汚い感じにしたくて提案した」と、演じた塁の髪形も“セルフプロデュース”したことも明かした。