玉木宏が主演の日本テレビ系連続ドラマ「極主夫道」(日曜午後10時30分)の25日放送の第3話視聴率(関東地区世帯)が9・2%だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・8%、第2話は10・1%だった。

ウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に連載中の同名漫画が原作。極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男の任〓(人ベンに峡の旧字体のツクリ)(にんきょう)コメディー。玉木が演じるのは、裏社会に数々の伝説を残した元“最凶”極道・不死身の龍(たつ)。現在は結婚し、サングラスにダークスーツ、柴犬のキャラクターがプリントされたエプロン姿で日々、主夫業を行う。妻の美久役を川口春奈、龍の弟分の雅役を志尊淳がそれぞれ演じる。

竹中直人、白鳥玉季、滝藤賢一、橋本じゅん、田中道子、古川雄大らも出演する。

第3話で龍は、仕事から帰ってきた美久をいたわり、向日葵(白鳥玉季)が通う小学校の前で交通整理をするなど、主夫業に励む。そんな中、龍が美久たちとともにテレビを見ていると、向日葵の学校でPTA会長を務める千金楽が出演していた。

医師の千金楽は、仕事に励むだけでなく家庭を大切にする“理想の父親”としてテレビや雑誌に取り上げられていた。主夫道を究めたい龍にとって、千金楽は目標になりそうな人物だった。

龍はPTAの会議に乗り込み、自分もPTAに入りたいと千金楽に直談判。会議では、近々開かれるハロウィーンのお楽しみ会について話し合われていた。困惑する千金楽をよそに、龍は千金楽の弟分になって、お楽しみ会に協力すると宣言する。

子供たちが喜ぶように、お楽しみ会を盛り上げたい龍だが、ハロウィーンがどういうものなのか、まったく分からない。龍は、雅に助けを求める。しかし、雅もハロウィーンには詳しくなかった。そこで、ゆかり(玉城ティナ)に教えてもらうことになる。

その頃、火竜町周辺で連続強盗事件が発生し、警察は町に強盗犯が潜り込んだ可能性があると警戒を強めていた。酒井(古川雄大)と佐渡島(安井順平)は事件を未然に防ぐために、犯人を追う。

大張り切りで、お楽しみ会の準備を進める龍。しかし、向日葵はなぜか、お楽しみ会に行きたくないと言い出す。