カンテレ(大阪市北区)は26日、急きょ23日からレギュラー放送を始めた人気アニメ「鬼滅の刃」(金曜午後7時=関西ローカル)について、平均15・1%と高視聴率(世帯)を記録したと発表した。同局の総合編成部・乾正志部長は「想像以上の反響があったと実感しております。あらためて『鬼滅の刃』の勢いを感じています」とコメントした。

当該局を視聴していた割合を示す番組の占拠率は23・6%。また、個人全体視聴率も10・1%で2ケタを超えた。

同局はフジ系「土曜プレミアム」枠で10、17日に第一夜「兄弟の絆」(1~5話)、第二夜「那田蜘蛛山編」(15~21話)が放送され、「視聴者からの絶大なご支持をいただいた」ことを受け、23日から「金曜午後7時」枠で、12月4日までのレギュラー放送を決定。6~14話、22~26話の全話放送を決め、23日には6、7話が放送された。

30日午後7時からは8、9話の放送を予定。8話「幻惑の血の香り」では、次の任務地である東京・浅草を訪ねた炭治郎が、鬼の匂いをかぎつけ、事態収拾にあたる。9話「手毬鬼と矢印鬼」では、炭治郎が危機にありながらも、鬼を人に戻す方法について活路を見いだしていく。