モデルで女優の中条あやみ(23)が、主演を務めるNHKドラマ「閻魔堂沙羅(えんまどうさら)の推理奇譚(きたん)」(31日スタート、土曜午後11時30分)のオンライン取材会を行った。

中条は死者を天国か地獄に送るかを決める裁判官を演じる。「人間ドラマというか、『人間とは』を考えさせられる深い話になっていて、Sっ気のある天真らんまんな女の子を演じさせていただきました」と紹介。自身と共通する部分には「私もけっこうSっ気があると思うので、沙羅が強めに言ったり、きつい言葉を発したりするのは気持ちよかった」と笑顔で話した。

ドラマではさまざまなファッションの衣装を着こなす。スタイリストが毎回違った衣装を用意してくれたといい、「沙羅の毒っ気があるというか、大人なのか子どもなのか分からない遊び心を入れてくださった」と明かした。

ドラマはNHK大阪放送局が制作。大阪出身の中条は「NHK大阪放送局まで実家から通っていて、家族に行ってきますと言いながら撮影することができて、不思議な感じだった」と振り返った。

クランクインは中条が小さい頃によく行っていたという大阪・靱公園。「全身真っ白のインパクトのある服を着て、どぎついメークで撮影して。地元だからこそ『あいつ何やってんだ』って、知り合いに会ったりしないかなっていう、ドキドキしながら撮影するのも楽しかったし、なつかしいなって思いました」と話した。