今年の文化勲章受章者が27日、発表され、脚本家の橋田寿賀子さん(95)ら5人が選ばれた。

「渡る世間は鬼ばかり」「おしん」など多くの作品を生み出した橋田さんは「ドラマは、俳優さん、スタッフの皆さんが一丸となって作り上げるものなので、皆さんと一緒にいただいた栄誉だと思っております」とコメント。「今まで常に『戦争と平和』について考えることを大切にしてまいりました。今後もその視点を忘れることなく、まだ書きたいこと、書いておきたいテーマがあるので、いつか作品になってお目にかけることができるよう、精進したいと思います」と今後の活動にも意欲を示した。