アニメ「邪神ちゃんドロップキック」の3期目の製作が決まり28日、都内で発表会見が行われた。

同作はクラウドファンディングやふるさと納税で製作資金を調達したり、自治体とコラボするなど異色の展開が話題のアニメ。

第3期の製作実現に向けて、9月30日からクラウドファンディングがスタート。目標金額の2000万円に達し、2022年から放送予定の第3期の製作が決定した。

会見では第3期のタイトルが「邪神ちゃんドロップキックX」に決まったことが発表されたほか、北海道・帯広市、富良野市、釧路市、長崎県南島原市とコラボすることも明かされた。

第2期では北海道千歳市とのコラボで「千歳編」としてスペシャルエピソードが製作されており、第3期でも同様のコラボ作品が期待される。製作総指揮の夏目公一朗氏は「タイアップしてそれぞれの市をアニメで描くのは初の試みだと思う。各自治体の町おこしに、少しでも多くの観光客がアニメをきっかけに訪ねてもらって貢献出来ればうれしい」と話した。

会見では元NGT48の長谷川玲奈(19)が公式レポーターとして参加したほか、邪神ちゃん役の鈴木愛奈、花園ゆりね役の大森日雅も出席した。