乃木坂46白石麻衣(28)の卒業ライブが28日、生配信形式で開催された。国民的アイドルグループをけん引してきた絶対的エース。男女のファンから広く愛される「坂道シリーズ」の礎を築き上げたレジェンドだ。同期や後輩と、思い思いのパフォーマンスを披露し、9年2カ月のアイドル活動にピリオドを打った。

11年8月、乃木坂46に1期生として加入。色白と美貌で話題となり、初期から人気メンバーとしてグループを支えた。男性ファンはもちろん、ファッション誌のモデルとしても活躍して多くの女性ファンも獲得。男女から人気のある乃木坂46の代表的存在で、貢献度は計り知れない。

白石は今年1月にグループからの卒業を発表したが、5月に東京ドームで開催予定だった卒業ライブがコロナ禍で中止に。卒業が延期となり、ライブが配信形式となった。視聴チケットは国内で21万9000、海外で1万、累計22万9000売れた。推定視聴者数は68万7000人という。

白石の人気と注目度ゆえのトラブルもあった。配信メディアの1つ「Rakuten TV」では、想定外の人数が集まりアクセスが集中し、映像を見られないユーザーが続出。この影響を受け、開演時間が約30分遅れてしまった。