水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒 season19」(水曜午後9時)の28日第3話の平均視聴率が16・3%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は17・9%、第2話は16・4%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。ドラマ誕生から20周年を迎え、反町隆史演じる4代目相棒・冠城亘とのコンビは6年目となった。

詐欺グループに500万円をだまし取られ、自殺を図ろうとしていた三好由紀子を「特命係」の杉下右京と冠城亘が思いとどまらせる。ここ数カ月同様の詐欺が多発していたことから、2人は状況を聞くため捜査二課を訪れるが、係長の尾崎徹に「部外者に話すことはない」と追い返される。

その直後、尾崎が遺体で発見される。遺留品の財布の中には何枚ものテレホンカードと「アメイジングウォッシュ」と書かれたレシートがあった。手掛かりをつかむためショッピングセンターに向かい、「アメイジングウォッシュ」の実演販売をしていた酒井直樹に声を掛ける。

酒井は尾崎の写真に見覚えはないというが、右京が警視庁に戻ってデータベースを検索すると、酒井が以前詐欺容疑で尾崎に逮捕されていたことが分かる。