柴咲コウが主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「35歳の少女」(土曜午後10時)の10月31日放送の第4話視聴率(関東地区世帯)が9・1%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・1%、第2話は9・6%、第3話は10・0%だった。

人気脚本家・遊川和彦氏のオリジナル作品。不慮の事故で25年眠り続け「体は35歳、心は10歳」として目覚めた主人公・望美(柴咲コウ)の成長物語。舞台となる1995年と2020年の間の25年間の社会変化も描かれる。

望美を献身的に介護してきた母親・多恵役を鈴木保奈美、父親・進次役を田中哲司、妹の愛美役を橋本愛がそれぞれ演じる。また、望美の初恋の相手・広瀬結人役を坂口健太郎が演じる。

第4話で、望美は、多恵のことをなぜかうっとうしく感じ始めていた。そんなこととはつゆ知らず、多恵は朝から望美の好物を用意して娘にベッタリする。

一方、愛美は相沢(細田善彦)の自宅前での泥酔熱唱動画が会社内で出回り、進めていたプロジェクトをおろされてしまう。藤子(大友花恋)の仕業だと確信するが、さらなるトラブルに発展する。会社で早期退職を勧められた進次は加奈(富田靖子)に打ち明けられず、引きこもる達也(竜星涼)の問題も解決の糸口をつかめずにいた。

そんな中、結人が家庭教師に来ることに心躍る望美は勉強がはかどり、中学の学習内容に進むことになる。本当は通うはずだった中学校を見に行くと、下校途中の生徒の会話に激しく共感する。中学生たちとまるで同い年のように意気投合し、すっかり中学生のノリに染まる望美。結人はそんな姿に戸惑いつつも、多恵に成長を見守るよう提案する。自分の行動に口出ししてくる多恵や進次の情けない姿に、経験したことのない“反抗期”のイライラを感じる望美を、新たなトラブルが襲った。