俳優綾野剛(38)と女優北川景子(34)が2日、映画「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」(深川栄洋監督、13日公開)の完成報告イベントに出席した。

中山七里氏によるクライム・サスペンス小説「ドクター・デスの遺産」が原作。安楽死を手口に猟奇的な連続殺人犯“ドクター・デス”に綾野、北川の警視庁捜査1課のバディが立ち向かう。

捜査1課で検挙率No・1を誇る刑事・犬養隼人役を綾野が演じる。北川は犬養のバディで頭脳派刑事・高千穂明日香役を演じる。

9月の第1子出産後、初の公の場となった北川は司会から祝福されると「ありがとうございます」と少し照れながら感謝した。綾野も拍手をしながら「おめでとう!」と祝福した。

芸能界デビューが03年の同期という2人。綾野は「北川さんとのバディはむちゃな気概をもっていなくてもすんなり入って行けた」と振り返った。北川も「同じような景色を見ながら芸能生活を送ってきた。年は離れているけど私もタメ口でいけちゃう」と同調。

次、共演することができるならどんな役がいいか問われると北川は「夫婦?明るくて楽しい夫婦がやりたいな。明るいポップなホームドラマ」。綾野は「ラブストーリーを通り越してね。夫婦いいね」と話し、「めちゃめちゃしっかりしている夫と破天荒な嫁とか」と今回とは逆のキャラクターでの共演を想像した。

イベントでは映画の内容に絡めて、2人のクイズの答えがどれほどマッチしているかを確かめる「No・1コンビ度チェック」が行われた。「焼き鳥は塩派かタレ派か?」という質問には2人とも頭を抱え、綾野は「おれはコンビ百パー出したいのよ」と笑わせた。

5問中3問一致し、コンビ度60%という結果に綾野は「ちょっと景子ちゃんこれはまずい…」。北川は「劇中ではぴったりです」と苦笑いでフォローした。

最後に北川は「いろいろなことがあった2020年ですが、是非スカっとした気分になりに劇場にきていただければ」。綾野も「今作品をどのように受け取っていただけるのかワクワクしてる」と話した。

降壇時に北川は報道陣から「ご出産おめでとうございます。体調いかがですか?」と問われ「大丈夫です。ありがとうございます」と笑顔をみせた。