NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8時)の本編も残すところ3週間となり6日、来週以降に出演する登場人物が発表された。

福島で理髪店を経営している店主を泉沢祐希(27)、浩二(佐久本宝)が支援している福島のリンゴ農家の1人娘を志田未来(27)、華(古川琴音)が勤務する病院に入院してくるロカビリー歌手を宮沢氷魚(26)がそれぞれ演じる。3人はそれぞれコメントも発表した。

泉沢は「出演シーンは多くはないですが、芝居どころのある役なので台本が来てからひたすらセリフを染み込ませた」。

志田は「(演じる)まき子は家族に愛されて大切に育ててもらった1人娘という印象を受けました。音(二階堂ふみ)さんのセリフにも『まき子さんがいると明るくなる』というものがあったので、常に笑顔でいる!ということを意識して演じました」。

宮沢は「途中参加ということで少しプレッシャーはありましたが楽しく自由に霧島アキラを演じることができました。コロナで世の中が少し窮屈になっている近頃ですが、『エール』そしてアキラを通して少しでも皆さんに笑顔と笑いを届けられたら幸せです」。

泉沢は「マッサン」「ひよっこ」に続いて朝ドラ3作目、志田は「とと姉ちゃん」以来2作目、宮沢は朝ドラ初出演になる。

来週(9~13日)のあらすじは以下の通り。

作詞家として大成した鉄男(中村蒼)だったが、自らの暗い過去にとらわれ、家族を主題にした歌だけは書けずにいた。裕一(窪田正孝)はそんな鉄男に母校の校歌を一緒に作ろうと誘う。校歌が完成して福島を訪れた2人に思いがけない出会いが…! 一方、裕一の弟の浩二(佐久本宝)はりんご農家の畠山(マキタスポーツ)のところを頻繁に訪れていた。実はその家の娘・まき子にひそかに思いを寄せているのだが、彼女は戦死した恋人を忘れられずにいて…。