ブロードウェー発ミュージカルの宝塚歌劇初演となる宙組公演「アナスタシア」が7日、兵庫・宝塚大劇場で開幕(12月14日まで)した。トップ真風涼帆ら宙組にとって、コロナ禍を経て約1年ぶりの本拠地作となった。

今公演も演奏は録音ながら、ブロードウェー作だけに、劇団は「音楽が重要である」と判断。指揮者だけがオケボックスに入り、そのタクトを合図に音楽を流した。前日6日に最終通し稽古を終え、真風は「健康第一に努めてまいります」と約束し、初日を迎えた。東京宝塚劇場は来年1月8日~2月21日。