女優有村架純(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「姉ちゃんの恋人」(火曜午後9時)の10日放送の第3話の視聴率が7・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と11日、分かった。前回の6・2%より1・1ポイント、アップした。

初回から9・2%、6・2%だった。

安達桃子(有村)は、ホームセンターで働く27歳。高校3年生のときに両親を事故で亡くし、以来9年間、弟の和輝(高橋海人)、優輝(日向亘)、朝輝(南出凌嘉)を養うため、親戚の川上菊雄(光石研)の紹介で就職したホームセンターに勤めている。

第3話で、ハロウィーン当日、閉店後のホームセンターではクリスマスに向けた大がかりなレイアウト替えが夜を徹して行われる。翌朝、店内に飾られた大きなもみの木を見上げる桃子の胸には達成感がこみ上げた。吉岡真人(林遣都)もまた、来店した客のうれしそうな笑顔に、今まで味わったことのない喜びを感じていた。

家路についた桃子と真人は、互いの健闘をたたえ合い、楽しかった時間の余韻に浸りながら2人だけの時間を過ごす。しかし別れ際、桃子はある一言がきっかけで、真人の中に、かたくなに人を寄せつけない“何か”があることに気づいてしまう。

一方、バーで一目ぼれした高田悟志(藤木直人)が同じ職場の人間だと知り、運命を感じる市原日南子(小池栄子)。悟志のさわやかな笑顔と人懐っこい性格にますます心引かれていく。しかし、デートに誘おうにも、どうしていいか分からず困惑。そこで、同じように真人に恋をしている桃子に、ある作戦を持ちかけた。