V6坂本昌行(49)が、舞台「Oslo(オスロ)」(来年2月6日初日、東京・新国立劇場中劇場)に主演することが13日、分かった。

安蘭けい(50)福士誠治(37)A.B.C-Z河合郁人(33)らとともに、米演劇界を席巻した話題作に挑戦する。

同作は17年のトニー賞演劇作品賞をはじめ、オビー賞、ドラマ・デスク賞など米国で数々の演劇賞に輝いてきた、史実をもとに描かれた重厚な人間ドラマ。今回が日本初演となる。93年、イスラエルとパレスチナの「オスロ合意」を題材に、和平合意に大きく寄与したノルウェーの社会学者テリエ・ラーシェン(坂本)らの活躍を描く。

坂本は「ちょうど僕がニューヨークに行っていたときに上演されていた作品で、とても話題になっていたのを覚えています」と振り返り、「人が動くことで国をも動かす大きな話ですが、その人物の根底にある、軸にあるものを表現できたらと思います」と意気込んだ。坂本と初共演となる河合は「舞台界において一流の先輩とご一緒できるのも心強いです。これまでたくさん経験されたお話を聞かせていただき、近くで勉強したいです」と話した。