軽度の小脳出血で療養していた加山雄三(83)が今月9日に退院したことが19日、分かった。12月2日に芸能生活60周年を記念したアルバム「DEDICATED to KAYAMA YUZO」の発売が控えており、復帰に向け加山がコメントを寄せた。

加山は「みなさんご心配をおかけしました。11月9日に無事退院することが出来、支えてくださった全ての方々に感謝しております」と報告。今後も歌唱トレーニングとリハビリを続けていくとし「100%の状態になって、またみなさんの前に戻りたいと思います!」と前向きにつづった。

「DEDICATED-」は加山にとって13年ぶりのオリジナルアルバム。加山ゆかりのアーティストたちが制作した楽曲が収録され、斉藤和義、甲本ヒロト、リリー・フランキー、奥田民生らが参加する。アルバム名にかけ「それまでの間、仲間たちがDEDICATED(捧げた)してくれたアルバムを聴いて待っててくださいね~」とし、「僕も一生懸命歌いました!みなさんに感謝の気持ちを込めて歌を捧げたいと思います!」とメッセージを寄せた。

加山は8月29日、誤嚥(ごえん)により救急搬送された。その際、せき込んだことにより軽度の小脳出血を起こしていることが発覚していた。