TBS系報道番組「news23」(月~木曜午後11時、金曜午後11時30分)の取材の際に、歌手のMISIAが落馬し、胸椎棘(きょく)突起部を骨折し全治6週間のけがを負った件で、同番組は19日の放送で、あらためて謝罪した。

メーンキャスターの小川彩佳アナ(35)が冒頭、神妙な表情でMISIAの骨折を報告し、サブキャスターの山本恵里伽アナ(27)が「私たちNEWS23は、現場で頂いた指摘を重く受け止めています。心よりお詫び申し上げます」と深く頭を下げて謝罪。小川アナも深く頭を下げ、神妙な様子で同席していた現場の様子を語り、最後にまた深く頭を下げた。

▽小川彩佳アナのコメント全文

取材現場には私もおりました。MISIAさんには落馬の後、時間を置いて、インタビューにも応じていただきました。その際、ご本人は口には出されませんでしたが、きっと痛みに耐えながら懸命にお話くださったんだと思います。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

インタビューの中でMISIAさんは、「ワクワクすることや夢を見ることが、人生に生き甲斐を与えてくれる」と心を込めて語ってくださいました。そして間近で実際に拝見した、(取材対象の)スペシャルオリンピックスの皆さんは、まさにワクワクしながら乗馬をされていて、その選手たちを、MISIAさんが愛情と情熱を持ってサポートされているということが、ひしと伝わって参りました。本来ならば、その温かな交流の様子をお伝えするはずの取材が、このような形になってしまったことを、大変心苦しく、私としても、申し訳なく思っております。

この交流については、近く「news23」でお伝えすることができればと思っております。最後になりましたが、MISIAさんにはあらためて、心より、お詫びとお見舞いを申し上げます。そして、現場にいらした、スペシャルオリンピックスの選手の皆様、ご家族の皆様、これまで事故なくやってこられた乗馬クラブの皆様、そしてMISIAさんのファンと関係者の皆様に、心よりお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。