NHKは20日、22年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(脚本三谷幸喜、主演小栗旬)の第1次キャストを番組公式ツイッターで発表した。鎌倉幕府の司法長官、三善康信役に俳優小林隆(61)が決まった。大河ドラマ出演は4回目。

小林は「伯母が源頼朝の乳母であった関係で、頼朝の平家打倒の挙兵に大きな役割を果たし、京都朝廷の官人から鎌倉幕府草創期の政務を支える存在となる三善康信。そのドラマチックな人生を生きることが楽しみでなりません。平安時代末期から鎌倉時代初期へ、貴族中心の世界から武士中心の世界へという歴史の大きな転換期を、朝廷勤めで培った文官としての能力を武器に、思う存分生き抜きたいと思っております。「13人」のひとりとして」とコメントしている。

この日は、5日連続で行ってきた第1次キャスト発表の最終日。これまで発表された出演者は以下の通り(発表順)。

◆16日発表分 北条政子(小池栄子)、北条宗時(片岡愛之助)、平清盛(松平健)、比企能員(佐藤二朗)

◆17日発表分 畠山重忠(中川大志)、平宗盛(小泉孝太郎)、大姫(南沙良)、安達盛長(野添義弘)、源行家(杉本哲太)

◆18日発表分 三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、伊東祐親(辻萬長)、阿波局(宮沢エマ)、土肥実平(阿南健治)

◆19日発表分 北条時政(坂東弥十郎)、源頼家(金子大地)、阿野全成(新納慎也)、源範頼(迫田孝也)、大江広元(栗原英雄)

◆20日発表分 源義経(菅田将暉)