東映会長の岡田裕介（おかだ・ゆうすけ）さん（本名岡田剛＝おかだ・つよし）が18日午後10時58分、急性大動脈解離のため東京都内の病院で死去した。20日、同社が発表した。71歳だった。

東宝の島谷能成社長（68）は、同社を通じて「今は『悲しい』の一言です。映画への思いは深く、変わる事がなかったと思います。一方で、映画界の現状を的確に把み、機敏に行動する、頼もしい業界のリーダーでもありました」とコメントを発表した。

その上で「私たちは、大切な人を失いました。志は皆で引き継ぎます。安らかにお眠り下さい。ご冥福を心よりお祈り致します」と岡田さんの死を悼んだ。