タレントりゅうちぇる(25)が「いい夫婦の日」の22日、都内で、学校総選挙プロジェクトの「選択的夫婦別姓」についてのトークショーに出席した。

クリエーティブディレクターで株式会社アルカの辻愛沙子社長(24)、音喜多駿参議院議員(37)と登場したりゅうちぇるは「いい夫婦の日」について「まだ息子が2歳で子育てに追われているので、それほど意識しなかった。毎日が『いい夫婦の日』です。結婚する前に姓のことについて話し合いました。つきあった段階から、一番ちゃんと話し合っておかなくてはいけないところ。僕の名前でいいかという感じで決めました。僕たちの場合は、名字ごときで絆が壊れるんだったら、結婚してないよ。その問題で絆が深まる。話し合う時間を設けることが大事。例えば、龍二ディカプリオっていう名前になっても大丈夫」と笑った。

辻社長は「法的には、どちらかの名字に変えれば『同姓婚』は成立する。でも、95%が男性の名字に変えているのはびっくりしますね。この中で、私だけが結婚していないけど、パートナーがいます。気持ちの問題もあるけど、会社の登記とかの問題もあるので『選択的夫婦別姓』を選べることが大切だと思う。(別姓を)選択せざるを得ないところもある。パートナーを愛していないわけでも、その名字に変えたくないわけでもない。ちゃんと話し合っておかなくてはいけない。それぞれの背景と考え方があるので、絶対的正解はない。そのタイミングで学べることから1歩を踏み出していけばいい」と話した。

音喜多議員は「僕はシングルマザーと再婚したので『いい夫婦+1』です。「選択的夫婦別姓」を進めていかなくてはいけない。選択肢が増えるのはいいこと。うちの妻は『三次』という名字ですが、うちの長女は前の名字から、三次に戻った。そして音喜多になった。3回名字が変わっているんです。伝統とか歴史もあるけど、折衷案を目指していかなければいけない」と話した。