玉木宏主演の日本テレビ系連続ドラマ「極主夫道」(日曜午後10時30分)の22日放送の第7話視聴率(関東地区世帯)が7・4%だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・8%、第2話は10・1%、第3話は9・2%、第4話は9・8%、第5話は9・6%、第6話は8・6%だった。

ウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に連載中の同名漫画が原作。極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男の任侠(にんきょう)コメディー。玉木が演じるのは、裏社会に数々の伝説を残した元“最凶”極道・不死身の龍(たつ)。現在は結婚し、サングラスにダークスーツ、柴犬のキャラクターがプリントされたエプロン姿で日々、主夫業を行う。妻の美久役を川口春奈、龍の弟分の雅役を志尊淳がそれぞれ演じる。竹中直人、白鳥玉季、滝藤賢一、橋本じゅん、田中道子、古川雄大らも出演する。

第7話で、家の掃除をしていた龍は、美久が大切にしているネオポリスガールのフィギュアをうっかり壊してしまった。美久に見つかっては大変と、龍はバラバラになったフィギュアを庭に埋めて隠した。

美久にバレる前に同じフィギュアを買ってごまかそうと考えた龍は、おもちゃ屋へ行った。その店には龍が探しているフィギュアがあったが、20万円という高値だった。龍は店員に、高過ぎると文句をつけた。

龍の風貌におびえた店員が警察を呼び、酒井(古川雄大)と佐渡島(安井順平)がやってきた。20万円のフィギュアを見て、酒井は驚いた。彼は美久と同じくネオポリスガールのオタクで、そのフィギュアをずっと探していたのだった。

店長の安室は龍に、20万円の値が付いたフィギュアが限定もので、いかに貴重かを説明。龍は、フィギュアのために20万円を稼ぐと決意した。酒井も、フィギュアを絶対に手に入れるとひそかに意気込んだ。

龍は、喫茶店やスーパーで働き、婦人会のバレーボールチームに参加して謝礼を受け取ったりしながら金をためた。美久が気付かないうちに一刻も早くフィギュアを手に入れなければならないと、龍は焦っていた。そんな龍の様子を知った雅、雲雀(稲森いずみ)、田中(MEGUMI)は、龍に一体何が起こったのかと心配した。一方、酒井もフィギュアのために、涙ぐましいほどの節約生活を送っていた。

20万円をためた龍は、フィギュアを買いに再びおもちゃ屋へ向かった。すると酒井も、フィギュアを買いに来ていた。