21日に心臓疾患で救急車で緊急搬送されたタレントせんだみつお(73)が25日、日刊スポーツの取材に病状を明かした。

せんだによると21日未明に病院に運ばれ、半日じっくりと検査入院して、同日昼には自宅に帰ったという。「一過性の不整脈ということでした。自覚症状は全くなかったんですか、心臓だったのでびっくりしました。心電図検査を受けて、しばらく様子を見ようということでした。ストレスなのか、加齢によるものなのかは分かりませんが、もう73歳なので温かくして、お風呂やトイレに行くときは気をつけるように言われました。今まで『心臓に毛が生えてる』と言われてきた僕ですが、70歳をすぎているので気を付けます」と話した。

元気が売り物のせんだだが、病院にかつぎこまれたことで、改めて健康について目覚めたという。「ケータイに40件くらい問い合わせがあったり、ネットやスポーツ紙でニュースになって、まだまだ俺も有名人だなと思いました(笑い)。この年になって救急車のおかげで助かって、改めて救急隊員の方と医療従事者の皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。電話で救急隊員の方に感謝の気持ちを伝えたら、逆に『仕事の励みになります』と言われて目頭が熱くなりました」と振り返った。

所属する生島企画室会長のフリーアナウンサー生島ヒロシ(69)からは、病気や病院についてアドバイスを受けた。「値千金のアドバイスをいろいろもらいました。団塊世代800万人のうちの1人として、まだまだ頑張らなくちゃいけない。命のありがたみを知って、また皆さんに笑っていただけるよう頑張ります」と話した。