28日に放送される日本テレビ系深夜バラエティー番組「マツコ会議」(土曜午後11時)では、独学で音楽を制作し、メジャーアーティストから楽曲提供を依頼される若者たちと進行役のマツコ・デラックス(48)を中継で結ぶ。

作詞・作曲から映像制作までセルフプロデュースで行うMega Shinnosuke。SNSに投稿したミュージックビデオは259万回再生を記録した。この動画が音楽制作スタッフの目に留まり楽曲を提供することになった。

「まだ上京もしていなくて、福岡にいたときなんですけど。可能性って無限大だなって」とMega Shinnosukeは語った。これまでにほとんど音楽を聴いたことがなく、CDも買ったことがなく、音楽制作はほぼ独学で行っている。

即興で歌ったメロディーをスマートフォンで撮影してパソコンに取り込んで使うこともあるという。

2番目に登場したのは諭吉佳作/men。音楽サイトに投稿している自作の曲はすべてスマホのアプリで作ったもの。アプリを教えてくれたのは母親だという。このアプリを知るまでは人に自分の音楽を届けられるとは思っていなかったという。「その人間のひと言って、やっぱり大事なんだなって改めて思った。諭吉ちゃんもすごいんだけど、お母さんもすごいわ」とマツコは身近で声をかけてくれる人の大切さを実感した。

最後はハスキーな声と大人びた歌詞が話題のみゆな。中3で初めて作曲し。ギターの弾き語りで制作することが多いという。最近では、音楽プロデューサーなどと共同で制作する「Co-Write(コライト)」という方法で作ることもあるそうだ。今どきの若者らしい音楽制作のエピソードが続々と飛び出しマツコも圧倒される。