玉木宏主演の日本テレビ系連続ドラマ「極主夫道」(日曜午後10時30分)の6日放送の第9話視聴率(関東地区世帯)が7・7%だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・8%、第2話は10・1%、第3話は9・2%、第4話は9・8%、第5話は9・6%、第6話は8・6%、第7話は7・4%、第8話は8・3%だった。

ウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に連載中の同名漫画が原作。極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男の任侠コメディー。玉木が演じるのは、裏社会に数々の伝説を残した元“最凶”極道・不死身の龍(たつ)。現在は結婚し、サングラスにダークスーツ、柴犬のキャラクターがプリントされたエプロン姿で日々、主夫業を行う。妻の美久役を川口春奈、龍の弟分の雅役を志尊淳がそれぞれ演じる。竹中直人、白鳥玉季、滝藤賢一、橋本じゅん、田中道子、古川雄大らも出演する。

第9話で龍は、向日葵(白鳥玉季)が病院にいると聞いて駆けつけた。向日葵はクラスメートを突き飛ばしてケガをさせてしまい、病院に来ていた。龍は、ケガをした相手とその親に謝罪。しかし、向日葵は何も言おうとしなかった。そんな向日葵を気遣い、龍はケンカの理由を聞かなかった。向日葵は龍に、美久には内緒にしてほしいと頼んだ。

数日後、学校をサボっていた向日葵が酒井(古川雄大)と佐渡島(安井順平)に保護された。連絡を受けた龍は、交番まで向日葵を迎えに行った。

美久は、向日葵がクラスメートにケガをさせ、学校をサボっていたことを知って向日葵を叱った。龍がなだめると、美久は「たっちゃんは甘いと思う」と言った。

向日葵の様子を心配した美久は雅に、向日葵の悩みを聞き出してほしいと頼んだ。

雅が、向日葵に話を聞くと向日葵は、龍と血のつながった親子ではないから悪いことをしても何も言ってもらえないし、龍にとって自分はどうでもいい存在なのではないかと打ち明けた。

向日葵の思いを知った美久は、龍がどれだけ向日葵を思っているかを証明すると向日葵に約束。美久は雅に、龍と向日葵の心の距離を縮めるにはどうしたらいいかと相談。雅は、ある作戦を思いつき、江口(竹中直人)や町の人たちに協力してもらった。

一方、龍は雲雀(稲森いずみ)から、渡瀬一家の人間が近所をうろついていると知らされた。渡瀬一家とは、龍が以前、壊滅させたはずの組だった。雲雀は、渡瀬一家が龍を捜しに来たにちがいないと告げた。渡瀬一家が龍に報復を画策している可能性があった。手を貸すと言う雲雀に龍は、何かが起こっても自分一人で対処すると答えた。

そんな中、龍を鬼の形相にさせる大事件が起こった。