“五感”をコンセプトとした新感覚アーティストグループTFG(ティーエフジー)が8日に開催したライブのブルーレイ&DVD発売記念インターネットサイン会で、2枚目のアルバム「vacaTion」を来年2月17日にリリースし、同3月8日に都内のZepp Tokyoでライブを開催すると発表した。

この日は4人のメンバーが、インターネットサイン会を前に都内で会見を開き「vacaTion」のコンセプトとライブについて取材陣に語った。同アルバムは「恋の旅に出かけよう!」をテーマに、音で空想の世界を巡るVirtual Trip(バーチャル・トリップ)をサウンド・コンセプトに「瞬間」をはじめ7曲を収録。TRICERATOPSの和田唱、大黒摩季らの豪華アーティストが楽曲を提供した。

メンバーの赤沢遼太郎(23)は「ソロパートが結構多く、長かったりで、レコーディングでもいろいろ考えたり、ディレクションなどで、すごい勉強になった。サビを1人で歌ったり、進化したんじゃないかと思います」と説明。堀田怜央(25)も「民族楽器なども使っている。耳で、頭の中で旅行を堪能できると思っている」と笑みを浮かべた。

グループで最年長の健人(27)が、8月31日に行った初の配信ライブ「TFGLiveTour2020-celebraTion-」をもってグループから卒業し、所属事務所スペースクラフト・エージェンシーも退所。7人組から6人組になった新生TFGとしての再始動となる。桜庭大翔(24)は「アップテンポ、ローテンポ、ラップもある。大物アーティストさんの楽曲参加も目玉の1つですが、それぞれのメンバーカラーを用いた衣装もある。1年ぶりのリリース…TFGらしさが出ている。新たなスタートを切るのに最高の1枚」と力を込めた。

坂垣怜次(25)は、ライブについて「内容は未定ですが、忘れられないくらい最高のパフォーマンスを届けたい。8月は無観客配信ライブだったので、お客さんが生で入って一緒に盛り上がってくれるのは、うれしい」と意気込みを語った。健人の卒業については「健人君が抜けても全然、寂しさはなくて。むしろ、今まで以上に笑いがあふれるような雰囲気ではある」と強調。赤沢が「健人君が抜けた穴を(埋められるよう)頑張らないといけないという気合は、みんな入っている」と続けば、堀田も「(エンターテインメントを)届ける気持ちは変わらないので、僕たちで今あるもので最高のパフォーマンスをお見せできたら」と熱っぽく語った。