お笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多華丸(50)が、自身と同じ福岡県出身のコメディアンで7日に肝細胞がんのため亡くなった小松政夫さん(享年78)を悼んだ。

華丸は11日、「博多の大先輩 お世話になりましたぁ!!」とツイート。ブログでは、「初めてお会いしたのは2004年 博多祇園山笠にロケという形で参加した時でした。『いっぺん入ったら抜けられんとじぇ!』と厳しくも親しみを込めて声をかけてもらいました。おかげで翌年上京してからも吉本に休みをもらって山笠期間中に1日でも参加せざるを得なくなりました(笑)」と、振り返り、「今年コロナの影響で大好きな山笠が中止になったことで気落ちされたんではないでしょうか?」と推し量った。

昨年上演された主演舞台「めんたいぴりり 未来永劫編」でも共演。「恐れ多くも座長という立場で支えてもらうことになるなんて夢にも思いませんでした。初日の本読みの時は緊張しましたよ。帰りに声をかけてもらい肩の力を抜いてまぁ頑張りんしゃいとでも言ってもらえるかと思いきや『気合の足らんばい』とまさかの喝をいただきましたね(笑)四月に博多座で一ヶ月 九月に明治座て二週間 楽屋がエレベーターを挟んで隣でした。必ず公演5分前に楽屋から出てくるところを待ち伏せして挨拶すると『昨日は良かった 今日もいっちょ頑張ろう!』と毎回更新していく有難いお言葉をもらい励みにしてました」と振り返った。

続けて「あの時とても元気にされてたように見えたんですがとても残念です。こんな思い出話をもう一度したかったです」と悔やみ、「山笠の先輩であり芸能界の先生である小松の親分 心からご冥福をお祈りします。袖から見ていた花道を颯爽とかけていった博多の大先輩の背中は未来永劫です。いままでありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。