今年8月公開の映画「ぐらんぶる」(英勉監督)のブルーレイ&DVDの発売イベントが15日、都内で行われ、ダブル主演の竜星涼(27)犬飼貴丈(26)と今作で映画デビューした乃木坂46与田祐希(20)が出席した。発行部数600万部超の同名人気コミックを実写化。大学のダイビングサークルを舞台にした異色の青春コメディーだ。

「史上最も服を着ていない主人公」がキャッチコピーだけに、主演の2人はほぼ裸での出演だった。竜星は「服は身を守るものだということがあらためて分かった。裸で草むらを寝転がったシーンで毛虫に刺され、病院に行ったけど、先生に説明しづらかった」、犬飼も「衣装を着ている方が不思議な感覚」。与田も「開放的でうらやましかった。気持ちよさそう」とつぶやき、2人から「じゃあ次は与田ちゃんも」と勧められると「事務所と相談します」。

今作を振り返り、竜星は「なかなかあの夏を超えられない。海があり、泊まって、花火して、楽しかった」。ブルーレイの発売には「ストレスのある社会なので、家で見て、笑って過ごしてほしい」、犬飼は「外に出る機会が少ないと思うので、バモスダンスを踊って、運動不足を解消してください」、与田も「映画館に行けなかった人もおうちで見ることができます。未公開映像もあるので、映画を見た方も楽しめると思います」とそれぞれPRした。

今年の漢字にちなみ、今作を1文字で表すというお題に、竜星と与田は「密」、犬飼は「裸」を書いた。竜星は「踊りのシーンなどは人が多すぎる現場でした」と振り返った。