1975年(昭50)に「わかんねェだろうナ(夕やけこやけ)」が160万枚のミリオンヒットを記録したレジェンド漫談家・松鶴家千とせ(82)が主催する第69回「うたとお笑い」が24日、東京・浅草の木馬亭で行われた。

若手芸人の発表の場を確保し、レベルアップを狙った月1回のライブに、お笑い芸人や歌手20組が出演した。

千とせが作詞、プロデュースした「逢って下さい」を歌うアイドル演歌歌手・恵中瞳(32)も出演した。2人はネット番組「千とせと歩きたい千住」に恵中がゲスト出演したことで意気投合し、恵中は今回が4回目の出演となった。

「逢って-」は今年8月に配信されて「iTunes演歌部門」の7位にランキングされた。来年2月下旬にはCD化の予定。恵中は「師匠にははるかに及びませんが、頑張って来年の紅白を狙います」と話した。

この日は東京でコロナ感染者が888人と最多を更新した。木馬亭では途中で空気を入れ替え、館内ではマスク着用、お酒は禁止と感染対策をとった。

千とせは「うつっちゃいけない。本当はマスクをして演じたいんですが、のどがつかえちゃうのでね。この会も次回で70回。来年は良い年になって欲しいな」と話していた。