乃木坂46のラジオ特番「今日は一日“乃木坂46”三昧」が11日、NHK-FMで放送され、秋元康総合プロデューサーが電話出演した。

長時間生放送のMCを務めているキャプテン秋元真夏(27)から「何度も、(コメントを)かんでしまってます」と打ち明けられると、秋元氏は「それが真夏さんのいいところですから」とフォローした。さらに秋元真夏が「(齋藤)飛鳥が厳しいんですよ」と愚痴ると、秋元氏も「飛鳥さんはいつも厳しいですよ」と同調した。

その後メンバーから秋元氏への質問企画がスタート。齋藤から、作詞をする際のグループごとの違いについてなどを聞かれると、秋元氏は楽曲を制作する経緯や過程などを細かく解説した。齋藤が「めちゃめちゃ丁寧に答えてくださった」と驚くと、秋元氏は「飛鳥さん、怖いですから」と言って、笑いを誘った。

続いて、アイドルの個性や成長についての話題に。「メンバーが絶対自信を持ったほうがいいと思うのは、必ず誰か(オーディションの)審査員が推しているということ。誰かが、1等賞にしているんですよ」と説明。「もしも悩んでいる後輩とかがいたら、一番言ってあげてほしいのは、『自分を出したほうがいいよ』ということ。『誰々みたいになる』『誰々のまねをする』とか、『ああいう人にならないといけない』ってうのは、何もないよ、って」と伝えた。

秋元氏は「昔一番困ったのが、『私の何か足りないんでしょう』っていう相談。すごく困る」と明かし、「足りないことを探すんじゃないよ、ってこと。見つかってほしいなって。ファンの皆さんや、マネジャーの皆さんに。心から思いますね」と話した。最後は「夢っていうのは、全力で手を伸ばしたその1ミリ先にあるから。みんな頑張ってください」とエールを送り、メンバーたちは「ありがとうございます!」と感謝していた。