12日に放送された、藤原竜也(38)主演のフジテレビ系ドラマ「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」(火曜午後9時)第1話の平均視聴率が8・9%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平(藤原)が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。嶋田が着任する赤嶺中学校の3年1組担任で国語教師の浅村涼子を真木よう子(38)が演じる。

第1話では、涼子が、夜の繁華街の見回り中に、同級生から集団で金を奪った中学生を注意するが、反対に自らがナイフを突きつけられ窮地に。するとそこへ1人の警察官が現れた。男は相手が中学生でも容赦せず、生徒たちを恐喝と暴行の容疑で現行犯逮捕し、所轄の少年係刑事・三枝弘樹(山田裕貴)に引き渡した。

翌日、学校では文科省の承認を得たスクールポリスが試験導入されようとしていた。涼子をはじめ、水野楓(山口紗弥加)や阿部裕亮(音尾琢真)たち教師が不安を覚えるなか、校長の木島敏文(高橋克実)に紹介されて姿を見せたのは、昨晩中学生を逮捕した隆平だった。警視庁捜査一課の刑事でありながら、スクールポリスに志願した理由を尋ねる涼子に、隆平は「この学校の生徒に守る価値があるのか確かめたかった」と意味深な言葉を告げた。

3年1組では一ノ瀬悟(石井正則)による数学の授業が行われていたが、授業態度を注意された真田一樹(中川翼)が逆上。駆けつけた隆平に器物破損と暴行の容疑で逮捕された。さらに、この逮捕劇がクラスの何者かによってSNSで拡散。隆平は涼子に犯人を特定するよう指示した。