アニメ映画「銀魂 THE FINAL」(宮脇千鶴監督)が、8日の公開初日から11日までの4日間に興行収入(興収)5億3135万320円、動員38万4220人を記録した。配給のワーナー・ブラザース映画が12日、発表した。週末の興収と動員は1位で、12週連続で首位を守り続けた「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)を13週で止めた。

関係者によると、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は9、10日の2日間で2億9900万を記録し、日本映画の歴代最高興収を更新した興収は現在、356億円超だという。

原作者・空知英秋氏が本人役で声優として映画に参加している上、同氏が「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎と柱の煉獄杏寿郎、胡蝶しのぶを描いたイラストカードなど“掟破り”な入場者プレゼントも話題となっている。15日からの公開2週目には、同氏が初めて挑戦した、映画本編の描き下ろし原画全4カットが配布されるが、坂田銀時、志村新八、神楽の万事屋3人の原画に加え、近藤勲、土方十四郎、沖田総悟の真選組3人の原画も、このほど解禁された。