俳優の坂上忍(53)が、膵臓(すいぞう)がんのため昨年12月30日に亡くなっていたことがわかった俳優の綿引勝彦さんを悼み、過去に舞台で共演した際に叱られたというエピソードを明かした。

坂上は13日、ブログを更新。「75歳ですか.....早過ぎますよね」と、綿引さんの訃報に触れ、「実はわたし、若かりし頃に綿引さんに叱られたことがありまして.....。同じ舞台に出演させて頂いていたのですが、綿引さんはわたしの芝居が気に入らなかったようで.....。いろいろと、小言を頂戴したわけです」と書き出した。

しかし、「超生意気盛り」だったという当時の坂上は綿引さんに反発。以来、共演する機会はなく、その出来事がずっと心に引っかかっていたという。「どちらが正しいとか、間違っているとかではなく.....。叱って頂いたことに関しては、素直に感謝しているんです」と坂上。「言われた瞬間は、頭にも来るし傷つきもしますが.....。それが年々、わたしの財産になって行くわけで.....。こんなに有難いことは、ないわけです。綿引先輩、ありがとうございました。でも、今同じシチュエーションで叱られたとしても.....。綿引さんが求める芝居は、選択していないとおもいます(笑)。でもでも、大感謝です!」とつづった。