1990年代から2000年代にかけて放送されて大ヒットし、映画化もされた米ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のリブート版が製作されることが明らかになった。

ドラマは最後のエピソードが放送されてから17年ぶりとなる。放送するHBO Maxによると、主人公4人のうちサマンサ役の女優キム・キャトラルを除くオリジナルキャストが復帰するという。キャトラルは主演の一人でキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーとの不仲が以前から取りざたされていた。

新作のタイトルは「アンド・ジャスト・ライク・ザット…」で、50代を迎えた3人のロマンスと友情を描いた全10話になるという。今春にニューヨークで撮影が始まる予定と伝えられているが、サマンサ不在の理由や設定がどのように描かれるのかネットでは早くもさまざまな臆測が出て盛り上がっている。

パーカーはそんなファンのSNSに「ペンと紙を用意して」とコメントし、「(キャトラルを)嫌ってなんていないし、嫌いだと言ったこともないわ。サマンサは今回の物語には登場しないけど、彼女はいつも私たちの仲間よ」と書き込み、不仲説を否定している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)