NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の19日に放送された第32話の平均視聴率が17・7%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、女優として再スタートを切った千代だったが失敗の連続。大部屋の女優らからは悪いうわさを流され干されてしまう。時間をもてあました千代は覚えたいと髪結いの見習いとしても働き始めた。そんな時、髪をボサボサにしてやってきた大部屋女優の弥生(木月あかり)の窮地を救ったことで、撮影現場への復帰を果たした。しかし挑んだ撮影で恋人役の演技のひどさに監督は激怒。女優を続けるなら今すぐ恋をしろと言われる始末。カフェの真理(吉川愛)の助言で、助監督の小暮(若葉竜也)に恋人のフリをしてもらうことを思いついた。勇気を出して話すも間違って恋人になって欲しいと伝え、さらになぜかその場に一平(成田凌)が通りすがり、様子を見ていた。