13日に腎臓の腫瘍摘出手術を受けたシンガー・ソングライターBORO(66)が21日に大阪府内の病院を退院した。22日、所属事務所が発表した。

また、病理検査で初期のがんだったことも判明し、明らかにした。

BORO自身もSNSで「本日退院しました! 家に帰って一番やりたい事!『ギター抱えてロックする!』腎臓がんの早期発見で部分切除し無事生還しました! 祈ってくれたBOROFANS! 阪大・野々村教授チーム! 全ての人に最大級の感謝をささげます!」と報告していた。

所属事務所によると、BOROは18年にエコー検査で腎臓に小さな腫瘍が見つかり、それ以降、定期的に検査を受け続けた。昨年10月に腫瘍の大きさが1・6センチとなり、阪大付属病院に検査入院。担当医から「腎臓がんの疑いが濃厚」と告げられたという。同年12月に担当医と話し合い、今年の1月に腫瘍摘出手術を受けることを決めた。

13日に、腹腔(ふくくう)鏡手術支援ロボット「ダヴィンチ」による左腎臓の腫瘍部分摘出手術を受けた。手術は約6時間に及んだ。