NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の27日に放送された第38話の平均視聴率が17・5%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、千代が臨んだ新作映画「鳥籠」の主演選考会の結果は“合格者なし”だった。その裏で鶴亀撮影所のスポンサー令嬢の滝野川恵が主演に決まったことを知る千代。そのことに激怒した父テルヲ(トータス松本)は、社長の大山鶴蔵(中村鴈治郎)につかみかかるが、所長の片金(六角精児)に返り討ちにあう。気を取り直し、カフェで開催されるビール月間で売り子1位を目指す千代。店には鶴亀撮影所の面々がやってくる。小暮(若葉竜也)の姿もあった。

一方、借金取りがテルヲを見つける。追い込まれたテルヲは千代のためたお金を持ち出そうとするが、千代が現れ、激怒する。