文化放送は1日、昨年大きな反響を集めた「たき火特番」を1年ぶりに放送すると発表した。

「たき火特番~1年ぶりです。リアルに飢えたアナタにおくります。去年以上にASMRを使い倒してよりリアルな音に迫ってみた件。たき火再び2021(ニーマルニーイチ)スペシャル~」のタイトルで、15日深夜2時からオンエアする。

たき火の音だけを1時間半にわたり放送するもので、SNSでは「たき火にあたっている気分」「癒やされる」など大きな反響があった。

同局では「コロナ禍で先行きが見えない今、ラジオを通じてリスナーの不安を少しでも和らげたい」。また「1年前とはうって変わり、リアルを実感することが少ない日々が続いているなか、ラジオではリアルを感じられるよう昨年以上に、たき火のすぐそばで暖まる、心もほころぶ空間へ誘います」としている。

今回はアウトドアプランナーであり、焚き火マイスターの猪野正哉さんが運営、管理する「たき火ヴィレッジ」の協力を得ての音作り。これまでと同様“音のプロ”である文化放送音声技術スタッフが「3Dオーディオ」技術を駆使して演出、編集し、まるですぐ傍らでたき火が行われている感覚が味わえる臨場感を再現する。良い音を実感してもらうため、ステレオ対応のFMラジオやスマートフォンアプリのradikoで、ヘッドホン・イヤホンで聴取することを推奨しているという。