V6坂本昌行(49)が5日、東京・新国立劇場中劇場で、主演舞台「Oslo(オスロ)」(6日から)の取材会に出席した。

和平協定「オスロ合意」締結の舞台裏を描く、史実を元にした人間ドラマ。トニー賞などさまざまな演劇賞を受賞した名作を日本初上演する。初日を控えたPCR検査の結果も問題なく、坂本は無事の開幕に「コロナ禍での初日はぜいたくというか、僕たちの使命でもあるのかな」。同作について「難しい印象かも知れないけれど、人間の心情を描く作品。心に刺さるものがあると思う」と語った。

後輩のA.B.C-Z河合郁人(33)とは舞台初共演となった。坂本が「言うことなかった」と河合の成長ぶりをほめると、河合も「見て教わる感覚をJrぶりに味わえました」と先輩の後ろ姿に感謝した。

またこの日、ジャニーズものまねを得意とする河合は「稽古場で盗んだ」として新作ものまね「稽古場でステップを踏む坂本昌行」を披露。坂本は後輩の観察眼に驚きながら、「正直うれしい。やって欲しいなと思いつつ『難しいんですよ』とお茶を濁されていたので」と期待感を抱いていたことを明かし笑った。