女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。座長の天海一平(成田凌)が立ち上げた鶴亀家庭劇は紆余(うよ)曲折がありましたが、何とか軌道に乗りそうです。千代(杉咲花)も女優として成果をのこしつつあり、一平との間に恋の芽生えが出てきそうです。一方、千代の前に、離れ離れになっていた弟のヨシヲが姿を現します。再会を喜ぶ千代でしたが…。次回のあらすじを紹介します。

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弟のヨシヲと10年以上ぶりの再会を果たす千代。ヨシヲは立派な若者になっていて、神戸の会社に勤めていると言う。千代はヨシヲに鶴亀家庭劇の芝居を見せると約束するが、その矢先、鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)から、鶴亀家庭劇の公演が一切中止となったと知らされる。原因は、劇場に火をつけるという脅迫電話だった。一平は、ヨシヲが関係しているのではないかと考え、後を追うのだった…。