大阪出身の3人組ボーカルユニット、ベリーグッドマンが20日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで、ワンマンライブ「TEPPAN TOUR 2020-2021 FINAL~改めて言うよ、出会えて良かった~」を開催した。「アイカタ」など、全18曲を熱唱し、観客を沸かせた。

9曲目には、リーダーのRover(32)が5歳の時に亡くなった父親に向け、作成した楽曲「おとん~yat~」を披露。「父親が亡くなったことで、ずっと僕はいいお父さんしか知らない。ずっと優しく僕を見守ってくれているじゃないかな。そんな気持ちでこの32歳まで頑張って来れました」。

楽曲について「父親の曲を書くっていうのは、なかなか勇気のいることだった。まあまあ大変でした。全然書けなくて。でも、もし、本当に父親の魂があって、聞いてくれているなら、とにかく、ありがとうという思いを込めた」と、気持ちを込めて話していたが「次回歌いたいと思います」とぼけた。これにMOCA(32)は「絶対に今日歌うやつやろ!」すぐさまつっこみ、笑いを誘った。

最後にRoverは「約1年3カ月ぶりの東京公演が無事終わりました。来てくださった皆さん、本当にありがとうございました!来られなかった皆さんも、いつか必ず元気な姿で、笑顔でお会いしましょう!」と呼び掛けた。

同ユニットは19年から2年連続、プロ野球選手入場曲人気アーティスト第3位を獲得するなど、人気を集めている。野球界でも、ツインズ前田健太投手、日本ハム中田翔内野手など、多数の選手が登場曲に使用するほど、注目のユニットだ。