日本テレビは22日、2月の定例社長会見が、コロナ禍のため中止になったことを受けて、ラジオ・テレビ記者会が提出した質問に社長室広報部が回答した。

視聴率の指標が、世帯視聴率から個人視聴率へと変わったことについて、「コンテンツパワーを正確に表現し、テレビの価値をより正しくとらえるためには、『視聴世帯数』より『視聴人数』を重視すべきと考え、指標を個人視聴率に変更しました」。

そして「2020年の年間個人視聴率は、10年連続となる『全日・プライム・ゴールデン』の三冠となり、なかでも『全日』の個人視聴率4・6%という数字は、2003年以来17年ぶりの高視聴率となるなど、多くの視聴者の皆様のご支持をいただきました」と手応えを示した。

今年の編成戦略について「『より多くの視聴者の皆様に、より良い番組を見てもらう』ために、多様性のあるコンテンツ戦略、マルチプラットフォーム戦略を進めており、今年もさらに加速させてまいります」とした。