日本テレビは22日、2月の定例社長会見が、コロナ禍のため中止になったことを受けて、ラジオ・テレビ記者会が提出した質問に社長室広報部が回答した。

1月7日に、コロナ禍による2度目の緊急事態宣言が発令されたことによる番組制作への影響について「緊急事態宣言の発出を受け、さらにレベルを上げた感染防止対策を行っております。新たな制作マニュアルを作り、リモートツールの使用や、スタジオ出演者の人数の見直しを行うなど、政府や自治体の指針に則り、感染防止を強化し番組制作、取材を行ってまいります。今後も出演者、スタッフ全員の安全と安心を最優先に番組作りを進めてまいります」と回答。

広告などへの影響について「1月に関しては、広告出稿を控える動きが見られましたが、2月以降年度末に向けては回復傾向にあり、昨年4月に見られたような、全体的な『先行き不安による出稿控え』傾向はありません」としている。