TOKIO長瀬智也が主演のTBS系ドラマ「俺の家の話」(金曜午後10時)の第6話が先月26日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・5%だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・5%、第2話は9・7%、第3話は8・9%、第4話は8・2%、第5話は9・7%だった。

同作は、長瀬演じるピークの過ぎたレスラー観山寿一が、死期の迫った「能楽」の人間国宝である父親(西田敏行)の遺産相続を巡り、ヘルパー(戸田恵梨香)と家族を巻き込んで激しいバトルを繰り広げる異色のホームドラマ。

第6話で、25年ぶりの家族旅行へ出発した観山家だったが、道中思わぬ寄り道が発生していた。寿三郎(西田)がかつて愛を誓った女性たちへの謝罪行脚をしたいというのだ。寿三郎の好きなようにさせると決めた寿一は、思うところがありつつも車を走らせた。

一方、観山家に残ったさくら(戸田)は、誰もいない稽古場で寿三郎と踊介(永山絢斗)から引っ切りなしに届くメールをぼんやりと眺めていた。だが、寿一のことが頭から離れずモヤモヤとした思いを抱えていた。やっとの思いで目的地へと到着し、夕食を終えた一行だったが、寿三郎が今度は近くの温泉旅館のおかみに会いたいと言い出した。それは、かつて寿三郎がプロポーズをし、それを了承してくれたという女性だった。