菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)の第8話が3日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・6%だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%、第2話は8・8%、第3話は8・1%、第4話は8・2%、第5話は8・3%、第6話は8・4%、第7話は9・0%だった。

同ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺美波)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するエキサイティングラブストーリー。

脚本は「ロングバケーション」「オレンジデイズ」「半分、青い。」などで知られる北川悦吏子氏が手掛ける。

第8話で、生みの母と育ての母、2人の母を捨てた実の父・一ノ瀬風雅(豊川悦司)の存在を知った空は、まだ見ぬ父に鉄拳を食らわせたいという気持ちを抱いた。そんな折、風雅の居どころを知った碧は早速、空とともに風雅の暮らす島へと向かった。長い時を経て、運命的な恋をした風雅との再会を果たす碧だが、風雅はなんと、碧のことを覚えていなかった。

一方、空の人生の一大事に自分だけが蚊帳の外だったことを知った渉(東啓介)は、空が光(岡田健史)には悩み相談をしていたと知りショックを受けた。光をライバル視する渉は「おだや」に光を連れ出し、「空を諦めない」と恋の宣戦布告をした。俊一郎(中村雅俊)や沙織(福原遥)の目には、空に必要なのは渉ではなく光だということが一目瞭然だが、空はいまひとつ理解していなかった。

その夜、「おだや」には珍しく漱石(川上洋平)が訪れ、ゴンちゃん(沢村一樹)と酒を酌み交わした。2人は、かつて好きだった男に会いに行った碧に思いをはせ、語り合った。