俳優の川崎麻世(58)が4日、ブログを更新し、20年前から悩んでいる「機能性発声障害」のために通院していると明かした。

「『機能性発声障害』と診断され通院中」と題したブログを更新し「昨日も現在通院している病院に行って来ました 昨日で3回目」と報告した。

リハビリ計画書の写真とともに病状についても説明。「これはストレスによるもので20年前から異変を感じていました。その頃から声が出にくくなり耳鼻咽喉科に行くと診断では声帯は非常にきれいですと。生活の中でなんらかのストレスがかかると、息苦しくなり声がかすれたり途切れたり目まいがするのです」。

当時、事実無根の報道がされ、訴訟を起こしたことをつづり、「裁判所で芸能リポーターのある惚けたつまらぬ一言で私はショックを受け、突如声が出なくなりひたいから脂汗がたらたらと流れ出し、体の異変を感じながら必死に声を絞り出し法廷に立ちました」。

その後も、ストレスで身体に、しびれなどがあったという。

そして「11年前に耳の不調を感じ後に耳管開放症と診断され、これもストレス性ではないかと昨日医者との話が喉と耳は繋がりがあるものですからね。と言われ納得しました」。

「長年この事を発表していなかったのは、役者として欠陥商品だと思われたくなかったからでした。しかし芸能人も人間。私と同じ悩みを持っている方も多いと思います。昨日のニュースで伍代夏子さんの『喉のけいれん性発声障害』を知り、私も皆様にご報告致しました」。

現状についても説明した。「現在治療しながらカウンセリングとリハビリを受けておりますが、医者にはとりあえず4カ月は様子を見ましょうと。もしかしたら年単位の通院になりますが必ず治りますと言って頂けて20年間の悩みに希望の光が見えて来ました」。

最後に「5月には舞台がありますが、芸能生活45年のテクニックで必ず乗り越えることは出来ます。ただ楽な呼吸で無意識のうちに普通の会話ができる日を目指します!長々となりましたが仕事を続けながら力を抜いてリハビリに励みたいと思います」と、前向きにつづった。