今日7日に“1人芸日本一”を決める「R-1グランプリ」決勝が行われ、午後7時からフジテレビ系で放送される。

19回目となる今回から、出場資格が芸歴10年以内に変更された。参加2746人から準決勝を勝ち抜いた9人と、敗者復活を勝ち抜いた1人の計10人が決勝を争う。

決勝進出者で注目されるのは最年少の女芸人、高田ぽる子(22)だ。準決勝では「乳首」をテーマにしたネタで勝ち抜いた。長年出場し続ける“おじさん芸人”も多かったR-1で、色っぽいネタで決勝進出。出場資格変更を象徴する芸人でもある。勢いに乗って一気に頂点に登りつめる可能性も大だ。

高田はメイド喫茶で働きながら女優を目指していたが、現在の所属事務所マセキ芸能のマネジャーに「芸人になってもいいんじゃないか」と言われて、あっさりと方向転換した。19年に芸人になって、ゴールデン街でバイトなどをしながらフリーとして活動。昨年9月にナイツなどがいるマセキ芸能社に所属した。

賞金500万円の使い道については「夢を応援してくれた家族に恩返しをしたいなと思っていたんですが、前歯の神経が死んでるんでいい歯医者さんに行きます」と話している。